裁縫ド初心者の自作ぬい備忘録
裁縫ド初心者が急に思い立って自作ぬいを作った備忘録です。
作りたかったもの:USJのハロウィーン・ホラー・ナイトに登場する、単眼ピエロゾンビさん。イタズラ好きで元気なゾンビさんでとてもかわいい。
(※お腹の中身がハミ出しているため、画像の一部にモザイクをかけています)
完成したもの:
かわいい!!!
用意したもの
- 自作ぬいを作る決意
- たきゅーとちゃんさんの動画講座(後述)
- 裁縫道具など(ミシンが無いため手縫い)
- 裁縫に詳しい実姉
工程
型紙や作り方などは、全面的にたきゅーとちゃんさんの動画を参考にしました。なお、自分の裁縫スキル(ほぼゼロ)を鑑みて、たきゅーとちゃんさんの型紙の中で一番シンプルなものを選択しています。
動画では型紙の見方から教えてくれて、とっても親切で分かりやすいです。おすすめ!
【型紙配布】手縫いでもできちゃう!10cmサイズ立ちポーズぬいの作り方★身体編【ぬいぐるみ】 - YouTube
1. 材料調達
裁縫に詳しい姉を召喚し、新宿オカダヤで布やボタン、リボン、手縫い糸などを揃えます。
私は裁縫針に触るのも2年ぶりくらいなド初心者なので、オカダヤに来たこともなく……裁縫マイスターの姉に全てを案内してもらいました。本当に助かった。
地肌部分の生地はトイニットを使用しました。手触りが柔らかく、また切りっぱなしでも布端がほつれないため楽チンです。
その他の生地も、基本的に布端がほつれないものを使っています。
毛糸やワタは100均で調達。
目や口などの描画には、たきゅーとちゃんさんの動画でも紹介されているステッチカラー(刺繍風ペン)を使用しました。
2. 顔描き
↑完成イメージ
素体はひたすら動画の通りに作ったので、特に言うことはないですね。(写真も撮ってなかった)
顔はステッチカラーで描画。
ステッチカラーは刺繍風に描けるペンということで、描いたところが少し盛り上がった仕上がりになります。
たきゅーとちゃんさんの動画のようにチューブから直接描こうとするとうまく描けなかったため、爪楊枝ですくって少しずつ色を載せるようにして描きました。この方法だと細かい模様も描きやすいです。
★ぬいのお顔は刺繍で作ることが多いようですが、私は刺繍未経験だったため、「そもそも裁縫自体が不慣れなのに、これ以上初挑戦のものを増やしたらキャパオーバーになる……!」と思ったので、お手軽なステッチカラーを選択しました。それっぽくなればよろしい……!
3. 服
製作途中の図
服を作ります。
たきゅーとちゃんさんの型紙を利用できるところは利用し、都度アレンジしながら作りました。
着せ替える予定はないので、洋服は本体に縫い付けていきます。
ここでは木工用ボンドとほつれ止め液を多用。
ズボンと靴はもう直接素体に貼り付けています。
また、布の模様付けには前述のステッチカラーが意外な活躍。
模様付け用に元々用意していた布用ペンは死ぬほどにじんだため使用を断念したのですが、
ステッチカラーは布の表面(繊維)に絡みつくように色が付くためか、ほとんど全くにじみませんでした。そのため、模様付け全般(袖のストライプ、右足の市松模様、帽子の市松模様など)に採用しました。
4. 帽子
ここが一番苦戦。
帽子はこのキャラ独自のパーツのため、自分で型紙から製作しました。
これも勘で作りました。型紙については、最終的にキッチンペーパーで試作する方法が一番やりやすかったです。
↑試作途中、うさ耳のようになってほっこりしたシーン
帽子の市松模様もステッチカラーで着色しました。
正方形に切ったマスキングテープを貼り、上から着色。
5. 襟
首元のフリフリの襟(ひだ襟と言うらしい)も独自パーツのため、頑張って製作。
参考にした動画:How to Make Harley Quinn Cuffs - YouTube
5. 完成
という感じで完成!
製作期間は、仕事に行きながら作業をして1週間強といったところ。
大きさは、帽子を含めて全長15センチほど。手乗りサイズでとってもかわいいですね。
製作を振り返って
自作ぬい作りに大事なこと
- 絶対に作り上げるという気持ち
一番大事でしたね。私の場合は、
・ハロウィンのUSJに行く日までに間に合わせる(期日)
・完成しない神作より完成する駄作(完成ファースト)
の2つ気持ちで自分を突き動かしました。
特に完成ファーストの気持ちはとても大事。裁縫初心者ということもあり、まずは一作完成させてみよう!!という気持ちでやりました。
自作ぬいを作ってよかったこと
- 推しのぬいがこの世に誕生した
本当に嬉しい。世界一かわいい小さきいのち。
- 裁縫へのハードルが下がった
以前までは「自分は裁縫ができない」という認識だったのですが、自作ぬいを完成させたことでそれが変わりました。
私は普段はお絵描き、ツイート、ブログやファンレターといった方法で推しへの気持ち(愛)を表現しているのですが、その中に新たに「裁縫」という選択肢が加わった感じです。
世界が広がったようでとても楽しいです。
というわけで自作ぬい備忘録でした。
製作に没頭しすぎて生活リズムがハチャメチャになったこと以外は良いことしかなかったですね。本当にやってよかったです。
オススメ!